月は星景写真の邪魔になることが多いのですが、今回は必要な要素でした。
7月は週末晴れなくて撮影に行けませんでしたが、この日は久しぶりに千葉の海沿いが晴れ予報だったので出かけてきました。
月齢25が照らす海の風景を、順番にご覧ください。
釣ヶ崎の鳥居と月
Nikon Zf NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S ⇒24mmF2.8 ISO2000 13秒
まず向かったのは、砂浜に大きな鳥居が立つ釣ヶ崎海岸です。着いて空を見上げると、鳥居の上にちょうど月が出ていました。狙って合わせたわけではないのに、こんなに気持ちよく重なってくれるものなんですね。仕上がった写真は、自分でも神々しいと思えるものになりました。
釣ヶ崎海岸の月
Nikon Zf NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S ⇒14mmF2.8 ISO2000 13秒
海のほうを向くと、月の光が水面にまっすぐ伸びていました。そして月のすぐ近くには昴があります。細い月と昴が並ぶ光景は、この時期ならではですね。
釣ヶ崎海岸の月と天の川
Nikon Zf TTArtisan 11mm f/2.8 ⇒F2.8 ISO2500 13秒
月が出ていると天の川はあきらめることが多いのですが、11mmの広角で撮ってみたら、うっすらと天の川が見えていました。月明かりの中でも写るんだなと、少し得をした気分です。
波の音と、夏の月
Nikon Zf NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S ⇒24mmF2.8 ISO2500 10秒
ひととおり撮り終えて、機材をしまって次の撮影地に行きかけたのですが、海を見ている2人が見えたので再度撮影することにしました。波の音だけが響く浜辺に、ふたりの姿がぽつんとあるのです。
いったんしまった三脚をまた立てました。撮らずに帰ったら後悔する、そんな気がしたのです。
ふたりの背中と、夏の月
Nikon Zf NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S ⇒24mmF2.8 ISO4000 4秒
海を眺めていた2人に許可を得て撮影しました。夏の夜の思い出にしていただきたいです。
ふたりが何を話していたのかは分かりません。ただ、月の光の中でじっと海のほうを向いている背中が、この夜の風景そのものに見えたのです。
月が明るい夜は撮影に向かない、とつい決めつけてしまいます。でも月があったからこそ、海も鳥居も人の姿も浮かび上がってくれたのです。邪魔者だと思っていたものが、実は主役だった。そんな夜もあるのだなと思いました。
そして主役はもうひとつ、あの2人の背中でした。







とても素敵な写真ですね!!
私も、星空を背景に、人のシルエットを取るのが好きです。でもお月さんの強力な光はいつも苦手に感じてしまっていました。それを味方にできるところがすごいです!